変わる投手の評価基準 防御率や勝利数ではなく…倉野信次コーチが取り入れる“メジャー流”

  • 記者:福谷佑介
    2024.02.16
  • 1軍
ソフトバンク・倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーティネーター(投手)【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーティネーター(投手)【写真:藤浦一都】

「これを重要視しますよと言う指標を5つか6つ掲げています」

 3年連続でリーグ優勝を逃しているソフトバンクにとって、投手陣の再整備は避けては通れぬ道となっている。昨季はリーグトップの得点数を叩き出しながら、チーム失点数はリーグ4位。投打の歯車がなかなか噛み合わなかったのもあるが、ディフェンス面がリーグ優勝を逃した一因であることは間違いない。

 その投手陣を建て直すためにチームに戻ってきたのが倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーティネーター(投手)だ。2021年まで工藤公康元監督のもとで投手コーチを務め、2022年は自費で渡米し、メジャーリーグ・レンジャーズのマイナーでコーチ研修。2023年はマイナーのコーチに就任し、今季、3年ぶりにホークスに復帰した。

 この春のキャンプでは本場アメリカでの経験や学んだ知識などをチームに落とし込んでいる。12球団で11番目に多かった与四球を減らすために「ストライクゾーンで勝負すること」を徹底させることもその1つだが、投手陣の“評価基準”に対しても、大きな変化を与えるという。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)