「どっちで勝負したいんや?」 先発への“未練”に葛藤…武田翔太を変えた倉野コーチとの面談

  • 記者:竹村岳
    2024.02.12
  • 1軍
ソフトバンク・武田翔太(左)と倉野信次コーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンク・武田翔太(左)と倉野信次コーチ【写真:竹村岳】

2023年は中継ぎとして27試合に登板…シーズン後に首脳陣から伝えられたこと

 お世話になったコーチと、“サシ”の時間で自分の道が明確になった。「最初は心の整理がつかなかった」――。抱いていた葛藤は自然となくなり、今は1つの方向だけを見つめて調整を続けている。ソフトバンクの武田翔太投手は今シーズン、中継ぎ起用が決定している。「スッキリした」のは、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)との個別面談だった。

 2023年は29試合に登板して1勝2敗、2ホールド、防御率3.91。先発2試合、中継ぎ27試合と、シーズンのほとんどをブルペンで過ごした。「これまで(シーズンを)通して中継ぎをやったことがなかった。『これ持つんかな……』みたいなイメージだった」と体力面を心配していたが「意外と持つとも思いました」と振り返る。状況に応じて、ロングリリーフとして試合を壊さない役割は、自分に新しい可能性を示してくれた。

 継続して、2024年もリリーフで勝負する。小久保裕紀監督となり、倉野コーチも米国からホークスのために帰ってきた。武田が振り返るのは、昨年の秋。PayPayドームの個室で、倉野コーチと“サシ”で面談した。思いを真っ直ぐに受け止めて、自分のことを考えていてくれた。

ブルペンで投げ込むソフトバンク・武田翔太【写真:竹村岳】
ブルペンで投げ込むソフトバンク・武田翔太【写真:竹村岳】
ソフトバンク・武田翔太(左)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・武田翔太(左)【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)