ルーキーのA組抜擢なし 即戦力期待でもB組のワケ…小久保裕紀監督が明かした狙いとメッセージ

  • 記者:飯田航平
    2024.01.26
  • 1軍
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:藤浦一都】

ドラ1前田悠伍には特別育成プログラム「キャンプ中にA組に来ることはない」

 ソフトバンクは26日、監督コーチ会議を行い、2月1日から始まる春季キャンプの組み分けなどを発表した。昨年のドラフト会議で指名されたルーキーの中で主力が集まるA組に抜擢された選手はなし。ドラフト1位の前田悠伍投手(大阪桐蔭高)、同2位の岩井俊介投手(名城大)、同3位の廣瀨隆太内野手(慶大)、同4位の村田賢一投手(明大)、同6位の大山凌投手(東日本国際大)の5人が宮崎でのB組でスタートすることになった。

 なぜA組スタートのルーキーがいなかったのか? 小久保裕紀監督は会議を終えてこう語った。「倉野コーチの育成方針というのがあって、一番最初はやっぱりB組の環境からスタートして、というのが方針でもあったんでそこは賛同しようと」。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)の育成方針があると明かす。

 ただ、ホークスの場合、A組もB組も宮崎市の生目の杜運動公園でキャンプを行う。球場は隣にあり、ブルペンもすぐ横。その気になれば、小久保監督が自ら見にいくことも可能だ。「隣でやってますし、推薦があれば実際にどんどん呼びますし。そこは近くでやってる利点なんで。入れ替えるときはちゃんとやります」。キャンプインの時点ではA組にルーキーがいないというだけで、紅白戦などでの登板機会はある見込み。キャンプ中に昇格するチャンスと、環境は用意されている。

(飯田航平 / Kohei Iida)