「ドラ1ってすげえ」 甲斐野央が“本気”になった瞬間…笠谷俊介が見た決意と数々の思い出

  • 記者:竹村岳
    2024.01.21
  • 1軍
西武に移籍した甲斐野央(左)とソフトバンク・笠谷俊介【写真:荒川祐史】
西武に移籍した甲斐野央(左)とソフトバンク・笠谷俊介【写真:荒川祐史】

笠谷俊介を単独取材…いつもと違うことを明確に感じた甲斐野央からの不在着信

 球友の“目の色”が変わった瞬間は、今でも覚えている。家族ぐるみで付き合いがあった選手の移籍は、やっぱり寂しかった。大阪で自主トレを行なっているソフトバンクの笠谷俊介投手が、鷹フルの単独取材に応じた。甲斐野央投手の移籍に「マジか……」と本音を漏らした。5年間の中で印象に残っているのは「ドラ1ってすげえな」と思った出来事。甲斐野の目の色が変わり、人生を変えようとした瞬間を目撃した。

 チームは今オフ、西武から国内FA権を行使した山川穂高内野手を獲得した。その人的補償として指名されたのが甲斐野。新天地での背番号は34に決まった。2014年ドラフト4位で大分商から入団した笠谷。2018年ドラフト1位、大学を卒業してプロ入りした甲斐野とチームメートとなった。知り合ったばかりの時期を振り返ると「寮でみんなでテレビゲームして、あいつから何回も挑んできたり。キャンプで2人で買い物に行ったりしていました」と言う。

 人的補償が発表された1月11日。甲斐野の移籍を知った具体的な状況を明かす。普段から連絡を取る仲ではあっても、いつもとの違いを明確に感じた。

96年会の様子【写真:荒川祐史】
96年会の様子【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)