大関友久を突き動かすメジャーへの思い 大卒4年目の表明…背景にある千賀滉大の助言 

  • 記者:竹村岳
    2023.12.13
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・大関友久【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・大関友久【写真:藤浦一都】

「一番になりたい気持ちが昔からあった」公の場で初めて口にしたメジャーへの思い

 もう自分の中だけで留められる思いではなかった。ソフトバンクの大関友久投手が13日、PayPayドームで契約更改交渉に臨み、1000万円アップの5500万円(金額は推定)でサインした。球団との交渉の席で訴えたのは、将来的にメジャーリーグに挑戦したい思い。「来年どうこうではない。ここ2、3年が大事になる」と静かに、熱く未来を見据えた。大関にとっては4年目を終えたタイミングでの表明。大先輩からのアドバイスが、背景にあった。

 2019年のドラフト会議で育成2位指名を受けて仙台大からプロ入り。当時の背番号は122番だったが、入団会見でも「沢村賞」と色紙に力強く目標をしたためた。2021年5月に支配下登録され、今季は自身初の開幕投手も務めた。以降は体調不良も重なり、結果的に17試合に登板して5勝7敗、防御率2.92に終わった。体調不良を踏まえて「球速が出なくなったのも全部、自分の実力」と受け止める。

 公の場では初めて口にしたメジャーリーグへの思い。「一番になりたい気持ちが昔からあった。色々、整理して考えた中で、自分は一番になりたい。大谷さんや、活躍されている方を見ても、自分もそうなりたいと思った。そういうシンプルな思いです」と、偽りのない胸中を明かす。足元をハッキリと見つめる中で自分を突き動かしたのは、今季からメジャーリーグに移籍した千賀滉大投手の言葉だった。

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

(竹村岳 / Gaku Takemura)