野村大樹の後悔「自分の弱さが出た」 4度の昇格と降格…武器を失わせた“ネガティブ思考

  • 記者:福谷佑介
    2023.12.07
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・野村大樹【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・野村大樹【写真:藤浦一都】

来季に向けて打撃フォームを大幅改造「ボールの角度がつくように構えを」

 6年目に向けて危機感を露わにした。ソフトバンクの野村大樹内野手は6日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、120万円増の年俸1070万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。今季は41試合に出場して打率.216、1本塁打4打点。「自分が納得できる成績ではなかったので、上げてもらえるだけありがたいと思います」と、球団からのアップ査定に感謝していた。

 開幕1軍を逃してファームで迎えた2023年の開幕。5月5日に初の1軍昇格を果たすも、その後も4度、降格と昇格を繰り返した。41試合のうちスタメンは17試合だけ。代打では22試合に出場し、打率.250、1本塁打2打点だった。勝負強さが武器とされるが、今年は思うような結果を残せず「得点圏でもなかなかファンの皆さんの期待に応える成績が出せなかった」と悔やむ。

 自身の弱さを痛感する1年でもあった。勝負強さの礎になるはずの積極性を見失った。「今年は弱気になる部分があった。ゲッツーを打ってしまった後とかに、またゲッツーになるんじゃないかとか思って打席に入ってしまったり、そういう自分の弱さが出てしまったり、振り返ってみたら“もったいなかったな”って思う打席があった」。ネガティブな思考を抱えたままに打席に立ったことが、成績が振るわない一因となっていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)