「どれだけ守備でミスしてもいい」 吉田賢吾が救われた小久保監督からの言葉

  • 記者:福谷佑介
    2023.11.29
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・吉田賢吾【写真:藤浦一都】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・吉田賢吾【写真:藤浦一都】

契約更改交渉を行い、現状維持の年俸800万円でサイン

 ソフトバンクの吉田賢吾捕手が28日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸800万円(金額は推定)で来季の契約にサインした。初めての契約交渉を終えた吉田は「打撃の方をすごく評価して、期待していると言っていただいたので、打撃だけにならないように、他も伸ばしつつ来年はアピールしたいと思います」と、2年目のシーズンに視線を向けた。

 新人合同自主トレ時に判明した右肘の怪我でリハビリ組でスタートしたルーキーイヤー。忸怩たる思いを抱えながらのリハビリ生活だった。「同期の選手がプレーしているのを羨ましい、早く自分もやりたいという気持ちで、葛藤した時間もあった」。悶々とする中でトレーナーらからの「どう始まったかより、どう終わったかを大切に」という言葉を励みにリハビリを続けた。

 出遅れこそしたものの、4軍、3軍、2軍と段階を経ていくと、非凡な打力を評価されて、シーズン最終盤の9月30日には1軍初昇格。初安打こそならなかったが、10月1日の日本ハム戦でデビューを果たして打席にも立つことができ「結果的に終わってみると、最終的に1軍の舞台に立つことができたので、終わり方は良かったんじゃないかなと思います」と頷いていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)