手術明けの“1球目”は「真下」 大竹風雅の一番の挫折…“仕事”を奪われた4か月間

ソフトバンク・大竹風雅【写真:竹村岳】
ソフトバンク・大竹風雅【写真:竹村岳】

2022年4月にトミー・ジョン手術 右肘に2度のメスも復帰後に最速152キロ

 ようやく実戦登板にまでたどり着き、指揮官の目に止まってみせた。ソフトバンクの大竹風雅投手が台湾で行われるウインターリーグに参加。海を渡り、オフであろうとマウンドに立つことになった。「一番は支配下に戻ることが目標。これまでは怪我が多かったので、来年1年間、怪我なく投げることも目標です」と語り、決戦の地に向かった。

 福島・白河市出身。光南高校時代もエースではなく、高校で野球を終えようともした。縁と出会いのおかげで東北福祉大への進学が決まったものの、3年秋には右肘のクリーニング手術を受けた。大学のリーグ戦では通算2試合登板。2021年のドラフト会議では5位指名を受けてプロの世界に飛び込んだが、輝かしいキャリアを残してきたわけではない。今回は、プロ入り後の苦悩にフォーカスする。夢だったプロに入ってからの方が、辛い時期だった。

大竹風雅のトミージョン手術痕【写真:竹村岳】
大竹風雅のトミージョン手術痕【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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