長谷川勇也さんが担う「R&D」とは? 熱望した就任…“神聖”なユニホームを脱いだ覚悟

  • 記者:竹村岳
    2023.11.14
  • 1軍
秋季キャンプで小久保裕紀監督と話を交わす長谷川勇也さん【写真:竹村岳】
秋季キャンプで小久保裕紀監督と話を交わす長谷川勇也さん【写真:竹村岳】

「R&D」とは「リサーチアンドディベロップメント」の略称…来季は動作解析の部門へ

 なぜ、自ら新天地に飛び込んでいくことになったのか。何も変わらない職人の美学があった。ソフトバンクは宮崎で野手、筑後で投手という縦割りキャンプに臨んでいる。球団初の試みの中で、宮崎で新しい役職に就いているのが長谷川勇也さんだ。2021年オフに現役引退して、打撃コーチを2年間務めた。2024年からは「R&D」という役職で、チームの力になっていく。

 長谷川さんは、現役時代に通算1108安打をマーク。2013年には打率.341で首位打者となり、シーズン198安打は今も球団記録だ。打撃コーチだった2023年、1軍のチーム打率.248はリーグ2位。536得点はリーグトップと、自分の管轄においてもしっかりと結果を残していた。小久保裕紀新監督を迎え入れて生まれ変わる来季、なぜコーチ職ではない部門を選んだのか。

「R&D」とは「リサーチアンドディベロップメント」の略称。「動作解析」を請け負う役職で、野球選手の感覚をさまざまな機器を使って数値化する。科学的なアプローチから、選手のパフォーマンス向上をともに目指していくのが仕事だ。R&Dを選んだ理由と経緯を長谷川さんに直撃すると、たった一言。即答だった。

ドライブラインの数値を計測する様子【写真:竹村岳】
ドライブラインの数値を計測する様子【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)