岩井俊介が20番目まで残っていた“幸運” 最高の潜在能力…古澤スカウトが惚れ込んだ3軍戦

  • 記者:福谷佑介
    2023.11.01
  • 1軍
福山龍太郎アマスカウトチーフ、2位指名を受けた名城大・岩井俊介、古澤勝吾アマスカウト(左から)【写真:福谷佑介】
福山龍太郎アマスカウトチーフ、2位指名を受けた名城大・岩井俊介、古澤勝吾アマスカウト(左から)【写真:福谷佑介】

2780回転/分の回転数など、ポテンシャルは“ドラ1クラス”

 楽しみな逸材だ。ソフトバンクがドラフト2位で指名した名城大の岩井俊介投手は最速156キロを誇る剛腕だ。野球日本代表「侍ジャパン」大学代表に選ばれ、名だたる代表メンバーの投手の中でも群を抜くストレートの回転数2780回転/分を叩き出した。“ドラフト1位クラス”とも言えるポテンシャルの持ち主なのだ。

 岩井が指名されたソフトバンクの2位はドラフト全体で20人目の指名だった。19人目にDeNAが同じ名城大の松本凌人投手を指名。2人連続で名城大から名前が呼ばれ、2人が指名を待っていた校舎内はチームメートたちの大歓声に包まれたという。

 全体20番目。実はここまで岩井が残っていたのが、ソフトバンクには幸運だった。入札制の1位でホークスは大阪桐蔭高の前田悠伍投手の交渉権を確定させた。ウエーバー順となる2巡目で、誰を指名できるかは重要なポイント。福山龍太郎アマスカウトチーフは「よく(2位で)取れたなって感じです」と振り返るほどだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)