和田毅がハマっているのは「お茶」 家族との貴重なひと時…42歳でも“可愛さ”が滲む理由

  • 記者:竹村岳
    2023.10.06
  • 1軍
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

2016年以来の100イニング到達へ…残り2試合も藤本監督は登板を明言

 負けは許されない大一番で、会心の投球だった。ソフトバンクの和田毅投手は3日の楽天戦(PayPayドーム)で先発登板。5回1/3を無失点に抑えて8勝目を挙げた。「初回からいけるところまで全力で投げました。6回の途中まででしたが、自分ができることはできたと思います」。42歳となった今も衰え知らずの投球を見せているが、“可愛げさ”が伝わってくる「年を取ったと思う瞬間」があるという。「お茶がおいしい」――。

 3回を終えて安打を許さない立ち上がり。4回2死一塁から岡島に左前打を浴びたが、最後は辰己を二飛に仕留めた。5回は伊藤、鈴木大、太田を3者連続三振。146キロを計測するなど、とにかく立ち上がりから飛ばしていた。6回に走者を2人ためたところで降板。今季の投球回数は99回2/3となり、藤本博史監督は「どこかで行かせます」。残り2試合だが、100イニング到達のために登板機会を与えることを明言した。

 来年2月には43歳となるものの、2024年シーズンも現役続行への意欲を燃やしている。「来年は来年で、どんな景色が見られるのかなって。そういう気持ちにはなってきています」。100イニングに到達すれば、最多勝に輝いた2016年の163イニング以来。今季は20試合の登板で8勝6敗、防御率3.16と、背中でも数字でもローテーションを引っ張っていた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)