起死回生のサヨナラ弾は「全て重なった」 中村晃をラクにさせた主将の“お膳立て”

  • 記者:福谷佑介
    2023.10.01
  • 1軍
サヨナラ本塁打を放ち、お立ち台に上がったソフトバンク・中村晃【写真:荒川祐史】
サヨナラ本塁打を放ち、お立ち台に上がったソフトバンク・中村晃【写真:荒川祐史】

「見ようとし過ぎなかったのが良かった。いきやすい状況でした」

 劇的な幕切れが待っていた。9月30日に本拠地PayPayドームで行われた日本ハム戦。最終回に本拠地を、ホークスファンを、そしてチームメートたちを熱狂させたのは中村晃外野手だった。劇的なサヨナラ弾。「とりあえずホッとした、勝って良かったなっていうのが、一番最初に来たかな」。劣勢をひっくり返す勝利に安堵の表情が浮かんだ。

 1点ビハインドで迎えた9回だ。まず先頭の柳田悠岐外野手が、昨季までチームメートだった田中から右翼ホームランテラス席へソロ本塁打。これで同点に追いつくと、1死走者なしの場面で“レフティスナイパー”に打席が巡ってきた。

「最後はもうすごいリラックスして、状況的にも思い切って行きやすい状況だったんで、シンプルにというか、リラックスして、いいポイントで打てればなと思って。(ボールを)見よう、見ようとし過ぎなかったのが良かった。いきやすい状況でしたし、全て重なってのホームランかなと思います」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)