お立ち台で異例の謝罪「すみません」 東浜巨が苦しんだ1か月…感情が溢れそうになった理由

  • 記者:竹村岳
    2023.09.07
  • 1軍
ソフトバンク・東浜巨【写真:竹村岳】
ソフトバンク・東浜巨【写真:竹村岳】

アマチュア時代にもチームメートだった嶺井とのバッテリー「引っ張ってもらった」

 ソフトバンクは7日、PayPayドームで行われたロッテ戦に7-3で勝利した。先発した東浜巨投手が5回3失点の粘投。6月14日のヤクルト戦(神宮)以来の6勝目を挙げると、ヒーローインタビューでは「すみません。頑張ります」。しっかり者で口数も多い東浜だが、この質問には振り切るように言い切った。感情が溢れそうにも見えたお立ち台。その胸中に迫った。

 8月5日に登録抹消となり、無期限でファーム調整となった。1か月ぶりのマウンド。初回にいきなり3点を失う。「初回にああいうふうに点を取られたので、反省というか。気持ちを切らさないように」。4回は1死二、三塁とされたが茶谷を投ゴロ、田村を遊ゴロに仕留めた。5回も1死二、三塁から中村奨を一飛、ポランコを二ゴロに斬り本塁を踏ませなかった。

 試合後、又吉克樹投手と嶺井博希捕手とともにお立ち台に上がった。「チームに貢献できていなくて、悔しい思いを持ちながら過ごす日々の方が長かったので。そういう意味ではこの1か月という期間は苦しいこともありました」。7月から8月に抹消されるまでの5登板、チームが勝利したのは1試合だけ。自身の成績よりも、とにかく貢献できていないことが苦しかった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)