「終わったんだな」実感した自身の引退…サファテが流した涙の意味 尽きない家族への愛と感謝

  • 記者:竹村岳
    2023.08.19
  • 1軍
始球式を行った元ソフトバンクのデニス・サファテ【写真:荒川祐史】
始球式を行った元ソフトバンクのデニス・サファテ【写真:荒川祐史】

「認めます、泣きました」…通訳からも「壮絶」と言われた2017年の戦い

■ソフトバンク 3ー2 西武(19日・PayPayドーム)

 大きくなった家族を見て、堪え切れなかった。ソフトバンクは19日、西武戦(PayPayドーム)に3-2で勝利した。試合前のセレモニアルピッチで登場したのは、球団OBのデニス・サファテ氏。2021年11月に現役引退を発表し、ようやくファンに、自分の言葉で感謝を伝えることができた。「8年間、家族と離れて生活していた中でも皆さんの支えがあったからこそ、これだけできたと思います」と頭を下げる。

 2014年からホークスに入団。2017年には、今もシーズン記録となっている54セーブを記録するなど常勝時代を築き上げた。2018年には右股関節を手術し、少しずつ第一線から退いていった。2020年からはコロナ禍で、米国と日本を自由に行き来することも難しくなった。少しだけホークスを離れることになったが、姿を見せると、スタンドのファンからも大きな拍手で迎えられた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)