近藤健介が送った長文のLINE…「モチベーション」に苦しんだ伊藤大海を慮る優しさ

  • 記者:竹村岳
    2023.08.13
  • 1軍
ソフトバンク・近藤健介(手前)と日本ハム・伊藤大海【写真:竹村岳】
ソフトバンク・近藤健介(手前)と日本ハム・伊藤大海【写真:竹村岳】

伊藤大海のピッチングに「球も走っていた」 WBCを経て深まった2人の関係性

 リスペクトを込めて、打席に立った。ソフトバンクは12日の日本ハム戦(PayPayドーム)に0-9で敗戦した。先発した高橋礼投手が5回6失点で2敗目を喫した。打線も、相手先発の伊藤大海投手に対し7回まで無得点。近藤健介外野手が「球も走っていましたし、変化球にキレもありました」と脱帽するほどの好投だった。元チームメートの伊藤との間には、2人にしかないストーリーがあった。

 初回2死一塁の対戦では、バットを折られ二ゴロ。続く4回無死では、9球粘るも中飛に終わった。6回2死一塁で立った打席では、伊藤の暴投で走者が二進しチャンスが広がる。しかし、最後は内角への変化球にバットが空を切った。

 昨オフに海外FA権を行使して、ホークスに入団した近藤。日本ハムはプロ入りから11年在籍した古巣だ。伊藤とは2年間チームメートで、2021年の東京五輪や今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも共に戦い、優勝に貢献した。「人見知りで、口数は多くない」と伊藤の人柄を分析する一方で「大舞台に強い印象がある」と、その強心臓ぶりには一目置いている。

(竹村岳 / Gaku Takemura)