中村晃が提案した決起集会に“救われた” 黒星直後の津森宥紀が胸を打たれた一言

  • 記者:竹村岳
    2023.08.03
  • 1軍
ソフトバンク・津森宥紀(中央)【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・津森宥紀(中央)【写真:荒川祐史】

7月23日のロッテ戦で今季3敗目…試合後に千葉市内で決起集会が開催

 自覚も責任も、突きつけてもらうような言葉だった。ソフトバンクは7月の戦いを7勝14敗と大きく負け越し。7日の楽天戦(楽天モバイル)からは、54年ぶりの12連敗を喫してしまった。23日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、津森宥紀投手がサヨナラ打を許して敗戦投手となった。その試合後に開催された決起集会。中村晃外野手に言われた一言に、津森は胸を打たれたという。

 23日のロッテ戦では、同点の延長10回からマウンドへ。1死から佐藤都に二塁打、続く茶谷にも中前打と一、三塁のピンチを迎える。藤岡を四球で満塁とし、中村奨は一邪飛でなんとか2死満塁にまでしてみせた。しかし、最後は安田に右前打を浴びてサヨナラで敗戦。一塁の中村晃も横っ飛びでミットを伸ばしたが、そのわずか先を抜けていった。歓喜の輪を背にして、一歩ずつ三塁ベンチへと引き上げるしかなかった。

 津森にとって今季の3敗目。それ以上に、10連敗中だったチームの悪い流れを止められなかったことが悔しかった。試合後に中村晃が提案し、ほとんどの選手が千葉市内の飲食店に集まった。黒星の直後に参加した津森も「選手みんなでご飯に行って、切り替えられるのは早かったですね」と感謝する。2019年ドラフト3位での入団。翌年から新型コロナウイルスの影響もあり、シーズン中に大勢の選手だけで食事をするのは初めてだった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)