打席の中であえて口に出した「大丈夫」 周東佑京のサヨナラ打に繋がった“自己暗示”

  • 記者:福谷佑介
    2023.07.30
  • 1軍
サヨナラ打を放ったソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】
サヨナラ打を放ったソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】

「打てなかったらどうしようとか思わないように」

 ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちを飾った。30日にPayPayドームで行われたロッテ戦。同点で迎えた延長11回2死満塁で、周東佑京外野手が左前に弾き返し、値千金のサヨナラ打。ここまで8戦全敗だった今季の「鷹の祭典」最終戦でようやく勝利を掴み、二塁ベース上で歓喜の輪が出来上がった。

 ビハインドを跳ね返した。2点を追う8回に途中出場の増田珠外野手、周東が連打で繋ぎ、柳田悠岐外野手の適時二塁打で1点差に。さらにウイリアンス・アストゥディーヨ内野手の犠飛で三塁走者だった周東が生還し、同点に追いついた。試合はそのまま延長戦へ。最後に試合を決めたのは周東だった。

 延長11回、先頭の川瀬晃内野手が四球で出塁。今宮健太内野手が犠打を決めると、牧原大成内野手は敬遠され、増田が左前安打で繋いだ。打席には周東。2ボール2ストライクからの5球目、澤村が投じた真っ直ぐを弾き返すと、打球は三遊間を抜けて左前へ。周東の約1か月ぶりの安打が殊勲の一打になった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)