目に見えてわかっていた“中継ぎ陣の疲労” 大関友久が背負った責任とチーム状況

  • 記者:竹村岳
    2023.07.14
  • 1軍
西武戦に先発したソフトバンク・大関友久【写真:荒川祐史】
西武戦に先発したソフトバンク・大関友久【写真:荒川祐史】

体調不良の復帰から3度目の登板…5連敗で回ってきた登板に大関の心境は

 チームを背負おうとしているから見える景色だった。ソフトバンクは13日、本拠地PayPayドームで行われた西武戦に2-4で敗れ、今季ワーストの6連敗を喫した。先発の大関友久投手は6回1失点で勝敗はつかず。7安打を浴びながらも要所を占めるピッチングでリードを守って降板したが、本人は「悔しかった」とキッパリ。今のブルペン陣の状態を思うからこその理由だった。

 2回、2本の安打で無死一、二塁とされたが、後続3人を打ち取り、無失点にしのいだ。4回は、無死から連続で四球を与えたが、呉のバントで三塁封殺。長谷川を右飛、古賀を空振り三振に仕留めて得点を許さなかった。5回を終えて球数98球。続投した6回に1点を失うも、115球でリードを守ったままリリーフ陣にバトンを託した。先発としての役割は果たしたはずだった。

 結果的には、リリーフで投げた3投手が1点ずつ失って逆転負けを喫した。チームが5連敗で迎えたマウンド。「自分が止めるつもりでマウンドに上がっているので、結果的にチームが負けて、自分ももうちょっと長いイニングを投げられればよかったんですけど、いろんな意味で悔しいです」と振り返る。“いろんな意味”には自分のこと以外の要素も含まれていたから、なおさら悔しかった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)