7回甲斐野→8回津森に込めた信頼と期待 モイネロ不在…首脳陣が明かす継投の意図

  • 記者:竹村岳
    2023.07.14
  • 1軍
西武戦に登板したソフトバンク・甲斐野央(左)と津森宥紀【写真:荒川祐史】
西武戦に登板したソフトバンク・甲斐野央(左)と津森宥紀【写真:荒川祐史】

藤本監督は「7回の甲斐野、8回の津森はシミュレーションで決まっている」

 信頼して送り込んだリリーフ陣が崩れた。ソフトバンクは13日、本拠地PayPayドームでの西武戦に2-4で敗戦した。先発の大関友久投手が6回1失点の力投を見せたが、バトンを受けた甲斐野央投手、津森宥紀投手、武田翔太投手がそれぞれ1失点ずつ。リバン・モイネロ投手を欠く中で、首脳陣が“勝利の方程式”に込めた思惑はどんなものだったのだろうか。

 1点リードの7回から継投に突入した。2番手としてバトンを受け取ったのは甲斐野。前日、北九州市民球場で行われた西武戦で1/3回を投げて2安打2四球で1失点だったが、首脳陣は期待を込めてマウンドに送った。だが、先頭の金子に三塁打を浴びた。外崎は空振り三振としたが、源田に中前に落ちる適時打を許して同点とされた。

 8回に登板した津森は、安打と死球、犠打で1死二、三塁とされ、長谷川のボテボテのゴロの間に三塁走者が生還。決勝点を奪われてしまった。防御率0.98と奮闘してきたモイネロが不在の中での投手リレーに、藤本博史監督は「モイネロがいない中で7回は甲斐野ですから。8回の津森と、これはシミュレーションで決まっている。6回の松本(裕)、大津と田浦はその周りを助ける形になっている」と説明し「(甲斐野に)7回を任せているので仕方ないです」と受け止めた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)