数値から山本由伸も“完全再現” ファームに導入された最新鋭機器が若鷹育成の鍵握る?

  • 記者:竹村岳
    2023.07.11
  • 1軍
ソフトバンクに導入された最新鋭ピッチングマシン「iPitch」【写真:竹村岳】
ソフトバンクに導入された最新鋭ピッチングマシン「iPitch」【写真:竹村岳】

チーム打率.234はリーグ最下位…球団が購入したピッチングマシン「iPitch」

 若鷹育成に最先端機器を取り入れた。日本球界を代表するエースすら“再現”してしまう打撃マシンだ。ソフトバンクの2軍は11日、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で全体練習を行い、小久保裕紀2軍監督の指示のもと「2時間半くらい」に及ぶバッティング練習を行った。その裏には最新鋭ピッチングマシンの存在があった。

 7月も中旬に差し掛かり、2023年のシーズンも折り返しを迎えようとしている。2軍はウエスタン・リーグで38勝31敗4分けの2位にいるが、チーム打率.234はリーグワースト。小久保2軍監督も「チーム打率もそうですし、個々にしても3割を打っている選手がいない。3割も打ったら1軍に呼ばれるんでしょうけど」という。規定打席に到達している選手では、増田珠外野手の打率.260がチームの中で最高だ。

 そんな2軍で最新鋭機器による練習が行われている。5月に球団が購入した最新鋭ピッチングマシン「iPitch」だ。この日、2時間半もの間、打撃練習に向き合ったのもこれが理由だった。「球団が購入したものなので最大限、効率よく利用するのはどうしたらいいのかも考えています」と小久保2軍監督。どんな狙いを持って使用しているのか、そしてどんな効果を発揮しているのか。指揮官が語った。

(竹村岳 / Gaku Takemura)