打率.185に苦しむ周東佑京の「伸び悩んでいるところ」 長谷川勇也コーチが語る“ジレンマ”

  • 記者:竹村岳
    2023.07.07
  • 1軍
ソフトバンク・周東佑京(手前)を指導する長谷川勇也1軍打撃コーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンク・周東佑京(手前)を指導する長谷川勇也1軍打撃コーチ【写真:竹村岳】

「近藤だってね…」 周東佑京が近藤健介の背中を追ってほしい理由とは

 自分の課題と向き合っているところだ。ソフトバンクの周東佑京内野手はここまで59試合に出場して打率.185。「自分の思い描いているようなことができていない」と、自分の打撃像を求めて日々を過ごしている。プロ入り時から課題とされてきた打撃面。長谷川勇也打撃コーチの目には、どのように映っているのか。

 試合前の打撃回りでも会話をすることが多い2人。打撃面で取り組んでいることについて長谷川コーチは「彼も彼なりに、やりたいことがある。自分で(考えて)練習もやっているので、そこは尊重している」という。周東自身の考えをリスペクトした上で「それをやりたいなら、こういう感覚の方がいいんじゃない? みたいなアプローチをしています」と、本人が進みたい方向に進めるよう、ともに試行錯誤をしているようだ。

 周東のことではないが、長谷川コーチはある選手の姿勢を「突き詰められていない」と真っ直ぐな言葉で表現したことがある。周東は1軍に出始めた2019年に25盗塁を記録したが、その頃から打撃面が課題であることは周囲も、そして誰よりも本人がわかっていた。今季も打率1割台に沈む。長年苦しみ続けている“弱点”に対して、周東の姿勢は、長谷川コーチにはどう見えているのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)