「だからこの数年…」の苦言から2か月 斉藤和巳コーチが武田翔太に感じる気持ちの変化

  • 記者:竹村岳
    2023.06.27
  • 1軍
ソフトバンク・武田翔太【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・武田翔太【写真:荒川祐史】

中継ぎとして7試合連続で無失点「今が一番目の色を変えてやっている」

 確かな変化を、首脳陣も感じ取っている。ソフトバンクは27日、PayPayドームで投手練習を行った。取材に応じた斉藤和巳投手コーチは、武田翔太投手について「ずっと近くで見てきているわけじゃない」とした上で「今が一番目の色を変えてやっているかなと個人的には感じています」と姿勢の面での変化を表現した。

 武田は4月22日のロッテ戦(ZOZOマリン)で今季初先発も、黒星を喫する。5月3日のオリックス戦(PayPayドーム)では2回11安打6失点と試合を壊してしまい、斉藤和コーチからマウンド上での心構えを指摘され「だからこの数年こんな感じなんやろ」とまで言わせてしまった。武田自身も「受け止めるしかない」と、かけてもらった厳しい言葉を胸にファームで1軍を目指してきた。

 6月7日にリリーフとして再昇格すると、7試合で計9回1/3を投げて無失点。25日のオリックス戦(PayPayドーム)では先発の板東湧梧投手が4回を終えて3失点。5回1死一、二塁から武田が登板すると、無失点で切り抜けてみせた。中盤の厳しい場面を託されるなど、首脳陣からの信頼も少しずつ起用に表れている。「だからこの数年こんな感じなんやろ」という苦言から約2か月。今の武田の姿は、斉藤和コーチの目にはどう映っているのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)