3四球と苦しむ津森宥紀に前を向かせた言葉 今宮健太が感じ取った“心の揺れ”

  • 記者:福谷佑介
    2023.06.26
  • 1軍
マウンド上で会話するソフトバンク・津森宥紀(左)と今宮健太【写真:荒川祐史】
マウンド上で会話するソフトバンク・津森宥紀(左)と今宮健太【写真:荒川祐史】

7回に3つ目の四球を与えた津森に歩み寄って今宮がかけた言葉は…

 ソフトバンクは26日、「鷹の祭典 in東京ドーム」の楽天戦に1-3で敗れ、首位から陥落した。先発の和田毅投手が5回2失点。1点差に迫った7回には津森宥紀投手が3つの四球を与えて崩れ、リードを広げられた。この敗戦で36勝27敗2分、勝率.571となり、ロッテだけでなくオリックスにも抜かれて3位に転落した。

「鷹の祭典」の開幕戦。エメラルドグリーンに染まったスタンドからため息があふれた。柳田悠岐外野手のソロで1点差に迫り迎えた7回だ。この回からマウンドに上がった津森は先頭の山崎に四球を与えると、犠打と安田の遊撃への内野安打で1死一、二塁とされた。辰己にはこの日2つ目となる四球で満塁に。小深田に中前へ弾き返されて3点目を奪われた。

「腕は振れていたんですけど、制球が……」と苦しむ津森は、さらに続く小郷にも四球を与えて再び満塁のピンチを背負った。これ以上の失点は許されない場面。この窮地で津森の元に歩み寄り、一言、二言と声をかけたのが今宮健太内野手だった。この直後、津森は浅村を、今宮のもとに転がる遊ゴロで仕留めてさらなる失点を防ぎ、なんとか最小失点で切り抜けた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)