石川柊太の1軍復帰は先送り…斎藤学コーチ「調整登板させる」 28日楽天戦の先発は?
28日の楽天戦を復帰のメドに設定していたが、ブルペン投球を経て先送りに
ソフトバンクの石川柊太投手が、ファームでの調整登板を挟むことになった。不振により出場選手登録を抹消されている右腕は25日、PayPayドームのブルペンで投球練習。これを見守った斎藤学投手コーチは「一度、調整登板させます」と、28日の楽天戦がメドとされていた1軍復帰を先送りすることを明かした。
今季の石川は11試合に登板して3勝3敗、防御率は4.53。5月10日の西武戦では7回を投げて4点を失いながら、無四球10奪三振をマークして勝利投手になった。だが、同27日のロッテ戦では7四死球3失点で4回降板。6月10日の巨人戦、6月17日の阪神戦はともに3回2/3でKOされて、出場選手登録を抹消されていた。
23日の練習から石川は1軍に再合流。この際、森浩之ヘッドコーチは「中10日でどんな感じになるか。1回リフレッシュのために、本人と話して、一度、1軍から外れて調整してこいと決断してやっている。10日後にっていうのはまだ確定ではない。本人がこの調整で大丈夫ですっていう自信があったら、そこ(28日)に行くという、こちらとしては準備があるというところ」と語り、この日のブルペン投球を見た上で、判断するとしていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)