「全く違う」NPBと独立Lでの指導 寺原隼人3軍投手コーチが語る理念と4軍との線引き

  • 記者:竹村岳
    2023.06.19
  • 1軍
ソフトバンク・寺原隼人3軍投手コーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンク・寺原隼人3軍投手コーチ【写真:竹村岳】

3軍での選手のステップは「試合をこなしながら成長するところ」

 今季からNPBで指導者としてのキャリアをスタートさせた。ソフトバンクの寺原隼人3軍投手コーチは、1軍を目指す若鷹たちと向き合っている。独立リーグでの指導者の経験はあるが、NPBでの指導は「全く違います」という。「選手たちは育成から支配下になりたいがためにやっている。それって試合で結果を残すか、技術的に成長するしかない」と明確な道しるべを持って日々を過ごしている。

 今季からホークスは4軍制を新設した。4軍の投手の練習は毎日15分間のキャッチボールからスタートする。基本から身につけるべき選手が多くいる中で、寺原コーチは3軍について「試合が多いので、試合をこなしながら成長するというところですね」と挙げる。4軍が練習の中で形を身につける段階なら、3軍はそれを試合で表現する段階だという。

 昨季なら3軍戦は140試合が組まれ、今年は3軍と4軍を合わせて229試合が予定されている。1軍のレギュラーシーズンは143試合だが、1年間を戦い抜く体力は必要不可欠。「それ(試合で投げ続けること)ができなければ4軍に行っていると思うので。もちろん、試合で投げる体力がある選手、そういう選手が3軍にいる」と4軍との線引きを示す。

(竹村岳 / Gaku Takemura)