間違えた左用のフットガードの真相…板東湧梧が「泣きそうになる」苦い打撃での思い出

  • 記者:竹村岳
    2023.06.12
  • 1軍
ソフトバンク・板東湧梧【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・板東湧梧【写真:藤浦一都】

プロ初打席も「ベンチに帰ったらみんな笑ってて」…間違えてしまった真相とは

 バッティングはハッキリと「めっちゃ苦手」だと笑う。思わぬ形で訪れたプロ初打席。2日に行われた広島戦(マツダ)で初打席に立ったのが、ソフトバンクの板東湧梧投手だった。3回に迎えた打席は空振り三振に倒れたものの「楽しかったです。簡単にやられました」とはにかみながら振り返った。右打者だが、着用していたフットガードは左打者用。ベンチからも笑われたというその真相に迫った。

 2回無死、広島マクブルームの打球が先発の和田毅投手の左手に直撃。ブルペンですぐさま肩を作り始めたのが板東だった。2回は満塁とされながら無失点でしのぐと、3回1死二塁で打席が回ってきた。相手先発の床田の球をファウルにして追い込まれると、最後はフォークで空振り三振。「めちゃくちゃ振り遅れていると思ったので、もうちょっと(ポイント)前かなと思ったんですけど、フォークがきて。『あ、無理や』って」。苦笑いで打席での心境を明かした。

 ベンチでは栗原陵矢選手らが笑みを浮かべて板東の打席を見守っていた。「あとで映像を見返したらみんな笑っていましたね」と照れ笑い。使用したのはZETT社のバットで「大樹(野村)か晃(川瀬)の、どっちのものかわからないですけど。大樹が持ってきてくれたものを使いました」。試合後には自らのSNSで着用していたフットガードが左打者用だったことを告白。どんな経緯で間違えてしまったのか。

投手用の打撃道具【写真:竹村岳】
投手用の打撃道具【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)