悔し涙を流す大津亮介にかけた言葉 「俺の方が泣いた」周東佑京がベンチで見せた成長

  • 記者:竹村岳
    2023.06.11
  • 1軍
10日の巨人戦に登板したソフトバンク・大津亮介【写真:荒川祐史】
10日の巨人戦に登板したソフトバンク・大津亮介【写真:荒川祐史】

10日の巨人戦で2失点…「負けず嫌い」を自称する大津がベンチで悔し涙

 自分も“経験者”だから、とっさに声をかけることができた。涙する後輩を、1人にしておけなかった。ソフトバンクのドラフト2位ルーキー大津亮介投手が10日に行われた巨人戦(PayPayドーム)で1回2失点。ベンチへ戻り涙を流していると、周東佑京内野手が隣に座り、声をかけてきた。大敗の中とはいえ、先輩としての優しさがハッキリと見えたシーンだった。

 先発の石川柊太投手が3回2/3を投げて6失点。中継ぎをつぎ込む展開となり、大津は2点ビハインドの8回にマウンドに向かった。2安打と死球で2死満塁とされると、梶谷に右前適時打を許した。右翼の柳町達外野手からのバックホームが捕手の頭上を越える悪送球となる間に2人目の走者も生還した。

 自分自身の性格を「めっちゃ負けず嫌い」と表現する大津。期待に応えられなかったことが、何よりも悔しかった。ベンチで斉藤和巳投手コーチと言葉を交わした後、帽子を深く被り、下を向く大津に真っ先に駆け寄ったのが周東だった。背中をポンポンと何度も叩きながら、言葉を送る。どんな声をかけられたのか。大津が明かす。

(竹村岳 / Gaku Takemura)