快勝にも悔しさを露わにした大津亮介 斉藤和巳コーチが肩を抱き伝えた言葉

  • 記者:福谷佑介
    2023.06.08
  • 1軍
ソフトバンク・斉藤和巳1軍投手コーチ(左)と大津亮介【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・斉藤和巳1軍投手コーチ(左)と大津亮介【写真:荒川祐史】

斉藤和コーチが寄せる信頼「大津に助けてもらった試合はいっぱいある」

 4-0で快勝した7日のDeNA戦後、喜び合うホークスナインの中で1人、悔しそうな表情を浮かべていた人物がいた。9回にマウンドに上がり、ピンチを招いてイニング途中で降板したルーキーの大津亮介投手だった。その横で、斉藤和巳1軍投手コーチは大津の肩を抱き、言葉をかけていた。

 7回までに4点のリードを奪ったホークスは8回から継投で逃げ切りを図った。先発の東浜巨投手が7回まで無失点。球数はまだ99球だったものの、前回登板で打球の当たった脚に違和感が出たこともあって、リリーフを仰いだ。2番手の甲斐野央投手が2安打を浴びながらも8回を無失点に抑えると、9回にマウンドに上がったのが大津だった。

 だが、ドラ2右腕は先頭の牧に中前安打を浴び、1死から楠本に死球を与えた。1死一、二塁のピンチを招くと、藤本博史監督はモイネロの投入を決めた。大津にとっては走者を残して、イニング途中での降板となった。モイネロは簡単に2つのアウトを奪って逃げ切りに成功。ハイタッチで勝利を喜ぶ列の中で、大津は肩を落としていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)