ドーム内が暗い内からグラウンドへ 牧原大成が人知れず続ける抜かりない準備

  • 記者:福谷佑介
    2023.06.06
  • 1軍
ヒーローインタビューを受けるソフトバンク・牧原大成【写真:荒川祐史】
ヒーローインタビューを受けるソフトバンク・牧原大成【写真:荒川祐史】

劇的サヨナラ打に加えて超ファインプレーに「アーリーワークのおかげ」

 劇的な幕切れだった。6日にPayPayドームで行われたDeNA戦。1-1の同点で迎えた9回2死一、二塁のチャンスで、打席に立ったのはソフトバンクの牧原大成内野手だった。2ボール2ストライクからの6球目。伊勢が投じた真ん中低めの真っ直ぐを弾き返すと、打球は中前に落ちた。

「最後は本当にチャンスだったんで、ランナーも佑京でしたし、なんとか転がせばどうにかなるのかなっていう気持ちで打席に入りました」。打球が中堅の前に落ちると、二塁走者の周東佑京内野手が一気に生還。牧原大は二塁ベースを回ったところで、駆け寄ってきたチームメートにもみくちゃにされた。

 意外にもこれが自身初となるサヨナラ打。「すごい嬉しかったです」とサヨナラの瞬間を噛み締める。真っ先に駆け寄ってきたのは、直前に浅い中飛に倒れていた柳田悠岐外野手だった。「ナイスバッティング!」。キャプテンからの労いの一言も胸に響いた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)