「最後は自分でケツ拭かな」 尾形に“感情むき出し”のすすめ…斉藤和巳コーチの思いと信条

  • 記者:竹村岳
    2023.04.29
  • 1軍
ソフトバンク・斉藤和巳1軍投手コーチ【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・斉藤和巳1軍投手コーチ【写真:藤浦一都】

声を出すスタイルの尾形崇斗投手…「周りに『投げた後に吠えるな』と言われた」

 マウンドで吠え、魂を込めたピッチングにかつてファンは酔いしれた。ソフトバンクの斉藤和巳投手コーチは思い悩む尾形崇斗投手の背中を押した。「どうもなんか物足りないというか。どこを求めているのか、どこを求めさせられているのか、全然見えへんかったから」と偶然に顔を合わせたPayPayドームで20分ほど2人で話し込んだ。

 尾形が悩んでいたのは、自身の代名詞でもある投球時に声を出すスタイルについてだった。「正直、周りに『声出しすぎ』とか『投げた後に吠えるな』とか言われたりした」という右腕は、斉藤和コーチから「いい時はダイナミックに投げたりとか、自分を最大限に表現しようとしている」と言葉をかけられた。

 昨季の1軍登板は、9試合にとどまった。周囲からの声は悩みとなり、成績も上向かなかった。斉藤和コーチはどんな思いで尾形に助言したのか。「それがいいのか悪いのかは別にして」と前置きした上で、キッパリとこう語った。

(竹村岳 / Gaku Takemura)