“2番手捕手”ならではの難しさ… 高谷裕亮コーチが大切にした試合中のメリハリ

  • 記者:竹村岳
    2023.04.17
  • 1軍
ソフトバンク・高谷裕亮2軍バッテリーコーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンク・高谷裕亮2軍バッテリーコーチ【写真:竹村岳】

8日の西武戦で海野が途中出場…高谷コーチが現役時代に心がけていたことは

 捕手とは特殊なポジションであり、捕手にしかない難しさがある。1軍はここまで、甲斐拓也捕手が全試合で先発出場。海野隆司捕手と嶺井博希捕手はベンチスタートが続いている。最善の準備こそしているが、2番手捕手の難しさを見た試合があった。

 8日の西武戦(宮崎)で大関友久投手と甲斐がバッテリーを組んだ。愛斗に先頭打者弾を浴び、0-1のまま試合は9回へ。8回の攻撃で甲斐に代走が送られたため、9回からは海野がマスクを被った。1死から山川に四球を与え、その後に2失点。試合を決定づけさせてしまい、海野自身もしっかりと結果を受け止めていた。

 先発出場と、途中出場。ポジションによって違いはあるが、捕手が試合の途中からマスクを被るのは簡単なことではない。海野は両方を比較して「スタメンの時は、ゼロから作る。途中からいくのはゲームを壊したらいけないので。一番きついと思います」という。すでに動いている試合の流れに飛び込むには徹底的な準備が必要だが、グラウンドにいるからわかることがあるから、それは簡単ではない。

(竹村岳 / Gaku Takemura)