若鷹に鳴らす“警鐘”とは 長谷川コーチだから言える「人の受け売りは本物の技術にならない」

  • 記者:竹村岳
    2023.02.10
  • 1軍
ソフトバンク・長谷川勇也打撃コーチ【写真:竹村岳】
ソフトバンク・長谷川勇也打撃コーチ【写真:竹村岳】

長谷川打撃コーチが1月に渡米「最新のトレンドですから」

 指導者になっても成長しようとする姿勢は変わらない。それどころか、加速するばかりだ。ソフトバンクの長谷川勇也打撃コーチは1月に渡米していた。「まだ終わっていないので、言えるのは行ったということくらい」と経緯などについて詳細には話さなかったが、指導者として何倍も成長して帰ってきた。鷹フルの単独取材で、現代における指導について熱く語ってくれた。

 動作解析を行うトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」にも訪れたという。「最新のトレンドですから。選手の受けもいいですし。ちょっと触れてみたいという気持ちもあったのはあったので」と感想を明かす。理解を深め、刺激を受けたことはもちろんだが「かといって、全部が全部、解決できるほどバッティングは簡単ではない」。自分自身が積み重ねた技術に対して、改めて自信を得る機会にもなった。

 情報にあふれている現代である。国内はもちろん、海外の情報だって簡単に手に入れられる時代になった。動作解析や栄養学、心理学に肉体強化など、グラウンドで結果を出すためのヒントはどこにでも転がっている。厳しさが必要であることは変わらないが、もう「根性論」のようなものだけで選手がうなずく時代ではなくなったはずだ。

(竹村岳 / Gaku Takemura)