2年目・正木智也の評価が急上昇中 藤本監督も王会長も絶賛「みんな褒めています」
2年目の正木智也を首脳陣が評価「みんな褒めています」
一気に頭角を現すかもしれない。首脳陣の「みんな」が高く評価するのが、正木智也外野手だ。宮崎春季キャンプが始まり、まだ2日。それでも、王貞治球団会長までもが「バットのヘッドがよく走っていますよ。打球が鋭いですよね。今のをどんどん続けていってほしい」と目を細めた。
慶大から2021年ドラフト2位で入団。ルーキーイヤーの昨季は35試合に出場して打率.254、3本塁打、5打点。終盤から出番をつかみ、足跡を残した1年目となった。オフの自主トレはファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で過ごし、1人で己と向き合った。
昨秋からバットのヘッドの使い方を変えた。ヘッドの重さを利用し、軽いスイングでより遠くに飛ばす形に取り組んできた。実戦で結果が出るのはまだこれからだが、キャンプ初日の打撃練習から覚醒の予感を漂わせ、首脳陣もその姿に期待を寄せた。
(竹村岳 / Gaku Takemura)