柳田悠岐が認める素質「こんなものじゃない」 笹川吉康が「ギータ塾」で受けた衝撃

打撃練習で汗を流すソフトバンク・笹川吉康【写真:米多祐樹】
打撃練習で汗を流すソフトバンク・笹川吉康【写真:米多祐樹】

柳田から食トレも課され「若い時にいっぱい食べておけ、と」

 ソフトバンクの笹川吉康外野手が“本家”のもとで研鑽の日々を過ごしている。“ギータ2世”の呼び声高い将来の主砲候補は現在、その柳田悠岐外野手の元で自主トレに励む。19日に広島・呉市内で行った自主トレが報道陣に公開され、笹川も打撃練習などで汗を流していた。

 今年から「ギータ塾」の門を叩いた。ロッテの安田尚憲内野手や日本ハムの清宮幸太郎内野手、阪神の佐藤輝明内野手らそうそうたる顔ぶれの中でトレーニングを行い「1軍で出てる人たちの練習を見て、無駄なことはないというか、常に何かを考えて練習しているなと感じました」と大いに刺激を受けているようだ。

 そんな自主トレの中で、衝撃を受けたのが食事だという。「技術面よりも、食トレというか、若い時にいっぱい食べておけという感じで……」と連日の食事量に悪戦苦闘しているようだ。焼肉に連れて行ってもらった際には「本当に吐きそうなくらい食べました……。いいお肉を食べさせてもらったんですけど、脂が乗っているんで最初おいしいんですけど、最後ちょっとキツくなりました」という。

 その成果か、これまで93キロだった体重は自主トレ期間に入って96キロ前後まで増えた。ウエートトレーニングも行い、練習量は十分。それでも体重が増えているということは、しっかりと身についている証だろう。「やっぱりみんなと比べると、身長はあるけど一回り細い感じ。筋肉で増やしたいので、そのために今食べて体を作っています」と、さらなるパワーアップを目指している。

 飛距離だけなら、柳田に匹敵するとされる。師匠の柳田は「アイツは偏食なんで。『なんでも食え』と言っているんですけど、そこからじゃないですか、彼は」と“弱点”を指摘しつつ「まだまだこんなものじゃないと思います」と期待も寄せていた。

 笹川は自主トレを通じ、自身の打撃の課題も実感したという。

「僕の悪いところとして、すぐに体が開いて力が逃げちゃう。ギータさんはボールがバットに当たり終わった後でもまだ体が開いてなくて、やっぱり無駄がないというか、本当に100%の力を100%出し切れている。比べて僕は力はあるんですけど、まだそれを飛距離に100%生かせていない。まだまだ無駄があるんで、そういう柳田さんの形を目指して練習しています」

 プロ3年目となる今季の目標には「2軍で試合に出続けて、ファームのホームラン王を取りたいなと思っています」と掲げる。師匠のもとで自分を磨くロマンたっぷりの大砲候補。今季の進化した姿を楽しみにしたい。

(鷹フル編集部)