ファンの来場は「気持ちも昂るし、質も上がる」 今宮健太、自主トレ後のコメント全文

自主トレ中に笑顔を見せるソフトバンク・今宮健太【写真:竹村岳】
自主トレ中に笑顔を見せるソフトバンク・今宮健太【写真:竹村岳】

自主トレでのファンの観覧を歓迎「見に来てくれて本当に感謝」

 ソフトバンクの今宮健太内野手が11日、福岡・宮若市内で川瀬晃内野手と行う自主トレを報道陣に公開した。昨季は130試合に出場し、キャリア最高の打率.296をマーク。さらなる成績アップを目指すシーズンに向けて今取り組んでいることは? 自主トレ後の今宮のコメント全文を以下に紹介する。

(TVインタビュー)
――年末年始は。
「家族の時間を多くして、子どもたちと一緒に遊んでいました」

――自主トレのテーマは。
「昨年が打つ方ではキャリアハイで打率もいいところの数字は残しはしましたけど、今年というのはすごい大事になってくると思いますし、しっかりと昨年以上のものを出せるようにと思って、打つ量を増やしてやっています」

――手応えはどうですか。
「最初はそんなにいい感じじゃなかったんですけど、だんだんここから上げていって、まだ始まって1週間も経ってないので、次のクールあたりからもっと打つ量を増やしてしっかり振れるというところを準備してやっていこうと思っています」

――どのくらいの量を?
「数えていないんで分からないですね。今日でどれくらいですかね。1時間半くらいですけど、もっともっとやっていくと2時間というところにも入っていくと思うので、まさに打つ方のところをテーマにしてこの自主トレをやっていきたいなと思っています」

――午後はずっと打撃。どんなことを意識していた。
「本当に序盤なんで、形というよりもどんどんバットを振れる、振っていくっていうところを心がけてやっているので、ガンガン振っているところではあります」

――柵越えも連発していた。
「シーズン入る、キャンプに入りますと、ホームランというところの欲は持ちたくないですし、持たずにセンター返しというのはやっていきたいと思っていますので、この自主トレだけはホームラン狙って打ちたいなと思います」

――シーズンに入ってのホームラン数は?
「聞きますか(笑い)? 1本ですね。その目標は変えずにやっていきたいと思います」

――キャリアハイを残してもまだまだ打撃を磨く。
「そうですね、ここ10何年間、プロ野球の中で1年くらい、そういう年がある可能性もありますし、たまたまと言われてもおかしくないのかなというはありますので、昨年の結果がたまたまじゃないように、今年はいい成績残してやっていきたいと思っているんで、より意識してやっているところではあります」

――どれくらいの成績を。
「やっぱり3割っていうところは昨年届きませんでしたけど、もう一度そこに挑戦して、コンパクトなスイングっていうのを心がけてやっていきたいと思います」

――川瀬選手も参加。どんな話を。
「特に川瀬に関して何か教えることはないので、自分の持っている課題をここでやっているところだと思っているんで、その中でもバッティングの中でコンパクトなスイングというのはすごい川瀬のいいところもたくさんあったりするんで、そういうところも話をしながら、お互いいい形でやっていけたらなとは思っています」

――打撃、守備、川瀬選手からの質問は?
「いや、ないでしょう。これからキャンプに入ってお互いライバルとして戦っていくので。何か聞かれれば答えますし、僕も何かバッティングのこと、スイングのところで川瀬に聞いたりとかも大事かなと思うので、これから聞いていきたいというところはあります。お互いライバルなんで意識して練習してやっています」

――ファン、園児も応援に。
「たくさんのファンの皆さん、特に今日は園児の皆さんがたまたま来てくれたんですけど、そういったファンの皆さんに見てくれる自主トレっていうのはすごく気持ちも昂りますし、練習の質も上がりますので、見に来てくれて本当に感謝しています」

――選手会長として2年目。
「自分としてもチームのいろんなところで、いろんなことが出てくると思うので、それをしっかりまとめて、選手がやりやすい環境をより作れるように選手会長としてやっていきたい。昨年同様、打つ方でしっかり塁に出るというところが目標なので、そういう役割かなっていうところは思っているので変えることなくやっていければいいのかなと思います」

――このオフは選手の入れ替わりも激しい。立ち振る舞いでも見せたい。
「いろんな選手が入ってくるので、まだお会いしてないんで分からないところもありますけど、自分から喋るタイプではないので、逆に僕が緊張しちゃうくらいなので、しっかりコミュニケーションを取れるようにやっていきたいと思います」

――今季への意気込みを。
「昨シーズンはいい形で個人的には終われましたけど、今シーズンまた、まずはレギュラーというところを目標に頑張っていきたいな、とキャンプから思っていますので、しっかり結果を残せるように、チームとしては何年間も優勝から離れていますので、そこを目標にして戦っていきたいと思います」

――振り込む、と。カーブ打ちの意図を。
「ちょっと松田さんの真似をしただけですね。筋トレも松田さん、バッティングも松田さん、全部松田さんの真似をしているだけです。カーブは遅いボールなんで、自分から打ちに行くといいこともないんで、それを溜めて溜めて解放するっていう、いろんな感覚があるんですけど、そういう意図で、あとは力強く振ると。下半身にもすごくトレーニングにもなりますし、そういう形でやっているところです」

――熱男魂を受け継ぐ。
「もちろん受け継いで、ずっとホークスを支えてくれていたのは松田さんですし、僕たちはそこについていきながらここまでやってこれた。松田さんがいなくなって、後輩たちが、柳田さんだったり、中村晃さんだったり、そして僕だったりがついてきてもらえるような、そうした姿勢を見せていかないといけないと思いますし、チームのいろんなところで引っ張っていかないといけない存在かな、と思っていますんで、そこが1番の課題ですけど、キャンプでどうなるか不安ではあるんですけど、引っ張っていきたいなと思います」

(ペン記者囲み)
――強く振っていたのは、ホームランではなくて体を作るため?
「いや、今日はホームランです。ホームランだけを狙ってガンガン強く振っていました」

――それは意図もあって。
「いや、今ここで形、形と意識してしまうと、ちょっとどうなのかなと思ったので、自主トレ終盤から形にこだわってやっていきたいなというところは思っているところではありましたので、今は11月、12月は振り倒してはないので、これをちょっと1回、体を100に起こしてというのもありますし、一旦振り回して強い打球を意識して、とやっていました」

――ウエートの効果は。
「どうなんですかね、ちょっと分からないですけど。2月、3月あたりにやってきたことが結果として出てくれることを祈ってます」

――川瀬選手のスイングが参考に。
「スイングの軌道であったり、いろんなところは綺麗ですし、すごく参考になるところがある。左と右で違いますけど、すごく参考になるところがあるんで、勉強したいなと思っています」

――振りすぎないというところ。
「僕のイメージしているスイングっていうのが川瀬に似ているところがあるんで。今日は全然違うところでしたけど、ゆくゆくはそういう話をしてやっていけたらと思っています」

――川瀬選手も、野村勇選手もショートで勝負したい、と。
「昨年も今年がダメならと言いましたけど、もうここまでくると、今年32ですし、1年1年がそういう年になってくるんで、余裕なんてないですし、勝負に負けてしまえば、正直どうなのかな、というのは思っているんで。強い気持ちを持ってキャンプから、結果だと思うのでそこを意識してやっていけたらと思っています」

――今年は迎え撃つ。
「それは案外ないかもしれないですね。昨年がそういう気持ちで入っていっただけに、気持ちの面でこういう入り方というのはなんとなくこの気持ちがよかった、というのがあったので、監督も白紙って言っているんで。また始まるので、そう言った気持ちを持ってもう1回、昨年の気持ちを思い出してやっていきたいです」

――ショートで打率3割は難しいのでは。
「どうなんですかね、守備に関しても若い時に比べれば正直いろんなところで落ちてきているのは、自分の中で感じている部分はありますし、そういった中で昨年は(打率).296っていう数字は残せましたけど、もう一度そこに挑戦する、高い目標を持ってやる、というところに関しては誰しもアスリートは持っておかないといけないところだと思いますので、今年も高い意識、目標を持って1年間戦いたいと思っています」

――右打者の役割が重要に。
「どうなんですかね、分からないですね(笑い)。自分はもう欲を捨てて、打席に立つのみと思っているので。その時、その時で役割が違うとは思うので、もし打順がいろいろとあったりするならば、次に誰がいるのかで変わってくると思いますし、下位に入るのであれば、下位に入るなりのバッティングがあると思うので。繋げるのか、返すのか、というところも色々な局面が出てくるところはあるので、それは昨年いろんな打順を打たせてもらったので、ちょっとした経験もあると思うので、それでやっていけたらと思います」

――去年は4番と9番以外は打った。
「僕が4番を打つことは一生ないんで」

――与えられた役割で。
「そうですね、その時その時での役割かな、と思いますし、藤本監督もそういったスタイルの選手の方が使いやすいというところはあると思うので、そういう選手になっていけたらと思います。この打順がいいというのは僕自身ないので、臨機応変と言いますか、しっかり対応できるように、まさにコンパクトなスイングを持ってやれれば、ある程度やれるんじゃないかと思っています」

――新調されたグラブは小指のところで2本。
「2本指です。今年はしっかり2本指の形にして、ゴールデングラブ目指して、源田に負けないように、オフシーズンも源田と色々と話もしながら、グローブも完璧に仕上がったと思うので、源田に負けないように頑張ります」

――ゴールデングラブというのは特別な賞。
「源田から奪うことが僕にとってもすごく価値あることかなと思っているので。力まず頑張りたいと思います」

――話す機会があった。
「ちょっとZETTでグラブのことで集まりがあったので、そこで話した感じです」

――向こうも「負けない」と。
「そう言われましたけど『負けないでしょ』と言っておきました。油断させておかないとですね。気持ちからジャブを打ちながら、そんな感じでやっていけたら、と思います」

――本当に源田選手を参考にした?
「そうですよ、まさに。源田は(参考にしている相手が)外崎ですけど、僕はZETTのグローブになったのも源田ですし、こうやって二本指になったのも源田なんで、源田がいたから、源田が使っていたからZETTを使ったというのがあるんで。守備に関しては源田をお手本にしているんで。スタイルはちょっと違うんで真似できないところはありますけど、参考にできるところは全て源田を参考にしています」

――新戦力とのコミュニケーションは。
「僕の課題ですね。喋れないんで。有原も1個下ですし、近藤も1個下ですし、喋れないんで、柳田さんに任せます」

(竹村岳 / Gaku Takemura)