2016年ドラ1の田中正義が日本ハムへ「正直驚きました」 近藤健介の人的補償で移籍
「なかなか結果が出ない僕を支えていただき感謝」
ソフトバンクは11日、FAで獲得した近藤健介外野手の人的補償として、田中正義投手が日本ハムへ移籍すると発表した。
創価大時代に最速156キロを誇る右腕だった田中は、2016年のドラフト会議で日本ハムを含む5球団から1位指名を受け、抽選で引き当てたソフトバンク入り。2年目の2018年に1軍デビューしたものの、度重なる故障に悩まされた。昨季も開幕前に右肩を痛め、1軍ではわずか5試合登板。通算では34試合登板、0勝1敗2ホールド、防御率4.25を記録している。
田中は球団を通じて「連絡を受け正直驚きましたし、まだ心の整理はついていませんが、日本ハムに戦力として選んで頂き光栄に思っています。ホークスの皆さんには、なかなか結果が出ない僕をこれまで支えて頂き、本当に感謝しています。寂しい気持ちはありますが、新天地のマウンドを通して自分の気持ちを表現できるよう、これからも懸命に努力していきたいと思います。ホークスファンの皆さん、6年間応援ありがとうございました」とコメントを発表。チームとファンへの感謝を口にしている。
(鷹フル編集部)