スカウトは「投球技術が身につけば…」 育成ドラ8宮崎颯は気持ちを押し出す左腕
「支配下はもちろん、1軍の戦力として期待できる投手」と担当スカウト
ソフトバンクに、来季も新たな戦力が加わる。12月5日に行われた新入団選手発表会見で支配下6人、育成14人の計20選手がお披露目された。育成ドラフト7位の宮崎颯投手は最速147キロを誇り、球速以上にボールの力強さがある本格派のサウスポーだ。
埼玉・上尾市の出身で、みなみエンゼルス、大宮リトルシニアを経て埼玉栄高へ。昨年亡くなった名将・若生正廣氏から指導を受け、東農大へと進んだ。大学では造園科学科に通い、特技は「剪定」と「大食い」という変わり種でもある。
身長180センチ、体重80キロというガッチリとした身体つきの宮崎。担当の松本輝スカウトは「球威で押し込み、スライダー、カットボールを織り交ぜて打ち取るスタイル。投球技術を身につければ、支配下はもちろん、1軍の戦力として期待できる投手」と評価する。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)