「僕がしっかり投げていたら…」大関友久の心に刻まれる“苦い記憶”と来季への決意

  • 記者:福谷佑介
    2022.12.07
  • 1軍
契約更改を行ったソフトバンク・大関友久【写真:代表撮影】
契約更改を行ったソフトバンク・大関友久【写真:代表撮影】

印象深い試合にCSでの2試合を挙げ「チームに迷惑をかけてしまった試合」

 6日に契約更改交渉を行い、今季から4倍超となる年俸4500万円(金額は推定)で来季の契約を結んだソフトバンクの大関友久投手。今季は精巣がんの摘出手術を受けて途中離脱しながらもシーズン終盤に復帰し、21試合に登板して7勝6敗の成績を残した。先発していた前半には2度の完封勝利もマーク。来季は先発ローテの柱の1人として期待されている。

 今季の1100万円から大幅アップとなった大関は、球団からの提示に「最初はビックリした」と驚きを隠せなかったが、アップ分の使い道を問われると「今のところ欲しいものも特にないですけど、野球に対して行動できる範囲が広がるのがすごく嬉しい」。向上心の塊でもある左腕らしい答えだった。

 6勝をマークしていた7月下旬に異変を感じた。左睾丸にしこりを感じたため、念のため、病院で検査を受けると精巣がんの疑いがあると診断された。すぐに摘出手術を受けることになり、戦線を離脱。今季中の復帰は難しいと見られていたものの、思った以上に回復は早く、シーズン終盤に中継ぎとして復帰。復帰戦となった9月25日のロッテ戦では本拠地が大きな拍手に包まれた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)