過酷な打撃メニューに「どんどんつってくれて結構です」 藤本監督の一問一答全文

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】

牧原大は中堅専念へ「本人はもうセンター1本でやりたい」

 ソフトバンクは5日、宮崎市内の生目の杜運動公園で秋季キャンプ3日目を行った。この日から打撃練習では連続ティー打撃や開脚ティー打撃なども取り入れ、選手たちが悲鳴をあげる場面も。藤本博史監督も「あれが一番力つくと思います」と語っていた。

 試合後の藤本監督の一問一答全文は以下の通り。

――ホーキンス選手は。
「だいぶ疲れてるよね。マッサージしていたもんね。だいぶ疲れている。向こうは5分回りで打つからね。ずっと5分打ちっぱなしとかないからね。でも、だいぶ慣れてきたんと違うかな、とは思いますけどね」

――飛距離、パワーは申し分なし。
「パワーは当たれば申し分なし」

――みんなと話してチームに馴染んでる。
「性格的にはよさそうやからね。例えば、こっちに入った方がみんなとうまくできるんじゃないかな、とか、すごい慣れようとしているよね」

――前向きな姿勢。
「そうですね。あとはもう内容ですよね。当たれば飛ぶのはわかってるから。当たれば飛ぶのはもう1人おるからね。今、修行に行ってますけどね」

――牧原大選手は来季の守備は。
「本人はもうセンター1本でやりたいというから、センターで競争してくれたらいいんじゃないですか。レギュラー白紙って言っているからね。そこはもうしっかり、そういうところから、この秋のキャンプ来ているんじゃないかと思うし、そこはしっかり春のキャンプでアピールしてくれたら。それだけの実績は、今年の実績はあるわけやから。そういうふうな流れでいく可能性も十分あるよね」

――本人からセンターと。
「サードはしたくない、と。サードは苦手らしいです。セカンド、ショートなら足を使って投げるけど、サードは足を使わないからね。その辺の違いがありますよね。ホットコーナーって言われるけど、速い打球が来たら体で止めて投げる。ショートは流れの中で投げる、セカンドも。そういうところはやっぱり違うのかな。周東も同じこと言っていたけどね。やっぱりショートとセカンドと違うわね。流れの中で投げられないから」

「サードではある程度、前に守って、前にいくことってボテボテののゴロしかないからね。取ったら足を運んでというより、捕ったらすぐ投げるという、その辺の差はあるかなと。栗原が下手とかそんなんじゃないけど、普通に素人やったら捕りながら動いてしまうからエラーしてしまうけど、サードってどっちかと言ったら強烈な打球が多いから、まずは捕ってからで、余裕があったら足を運ぶっていうことになる。もう今、みんな足速いバッターが多いんで、例えば1番、2番とかそんな余裕ないからね。足運んでいたら内野安打になってしまうから」

――牧原大選手のセンターは固定できると大きい?
「周東もセンターできるしね、その辺は前も言ったようにできるポジションをしっかりやって。複数やってた方がサードでこうなったときはセンターはこうなるとか、そこでレギュラー取れるわけなんで、複数守れるのは有利じゃないかと」

――まずは本人がやりたいと言うポジションで。
「やりたいって、こっちである程度はポジション決めますよ。周東が『ショートしたいんです』って言っても、無理やろってなる。好きなところ守らせるわけでなく、ある程度こっちで決めますけど、その中で外野もできるやん、とか、そういうのはある程度わかるでしょう。(野村)勇なんか外野やってないけど、元々アマチュア時代に外野やっていたなら、外野にもチャレンジしたらどうっていうのは言うてますけどね」

「勇なんかあれだけ新人で2桁ホームラン打って、まだまだ楽しみな伸びしろがどんどんあるわけだからね。内野だけに固定しなくても、外野やっても足速いんだし、十分、守備範囲もいける。慣れれば、出場回数も増えていく。そういうところはどんどんどんどん、この秋と春でやってもらって、こっちを悩ましてくれたら一番いいんじゃないかなと思いますけどね」

――打撃練習では連ティーなども取り入れて。
「量を打つって言っても、毎日同じことしてるわけだからマンネリ化してくるからね。その辺は練習の中でメニューを、今日やったらリズムティー、股割りティー、連ティーを5分の間に入れて、1箱打てるようなペースで。みんなだいぶ振ってくれて、ヘトヘトになってるんじゃないですか」

――監督も若い選手に声をかけていた。
「あれが一番力つくと思いますよ。正確にすればですよ、正確にすれば、しんどいけど、手だけでいったら、手がしんどいだけ。下半身使って正確にやってくれたら身になると思いますよ。秋山さんの4位になったときに、バッティングコーチやってて、秋のキャンプで秋山さんからバット振らせと言われて、ちょうどその頃はここでおそらく4箱打たせたもんね、ティーだけで。そういうのも秋のキャンプだからできること。春のキャンプはアピールしないといけないし、調子狂わせてもいけないしね。そこはもう自分でできるようにしてもらったらいいんじゃないかなと思う。どんどんやってもらいます。足つったとか、そういうのは怪我じゃないから、どんどんつってくれて結構です」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)