「ダメで元々くらいの感じでいった」柳田悠岐の試合後のコメント全文

3回にグランドスラムを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】
3回にグランドスラムを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:荒川祐史】

バースデー満塁弾に「思い出に残る誕生日になったと思います」

■ソフトバンク 8ー2 西武(CSファースト・9日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは9日、本拠地PayPayドームで行われた西武との「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第2戦に8-2で勝利し、ファイナルステージ進出を決めた。2連勝でのファーストステージ突破に導いたのは、キャプテンで主砲の柳田悠岐外野手。34歳の誕生日を祝うバースデーグランドスラムで、チームに白星をもたらした。

 試合後の柳田の囲み取材での一問一答は以下の通り。

――いい誕生日になった。
「はい、良かったです」

――直前に大きいファウル。その2球目でした。
「まぐれです」

――前のファウルと同じスライダー。頭にあった?
「全く。来た球に反応しました」

――先制点で4点というのは非常に大きい。
「奇跡で、本当にたまたまいい結果になったんです。なかなか厳しいかなと思っていたので、もう駄目で元々くらいの感じでいきましたけど、それがいい結果になりました」

――最終戦で『自分がもっと打てれば』という話をしていた。
「シーズン終わった時はもちろんそう感じていましたけど、今はイチからというか、そういう気持ちでいるんで。今はいいメンタルで野球ができている気がします」

――松田選手のロッカーを引き継いでいると。
「場所がいいから。立地がいいでからです。立地がいい、家賃は高いです」

――松田選手のバットは今も使っている。
「もうそれをずっと使っています。単純に振りやすいからです」

――具体的に自分のバットとどこが違う。
「グリップの形は全然違います。トップの方は自分のバットと同じなんですけど、持つところだけですね。その辺がいい感じかな、とバランスが」

――誕生日で家族からのお祝いは。
「今日試合に見に来てくれていたんで。帰ってケーキでも食べたいなと思います」

――最高の形での2日間で終わりました。
「そうですね、ピッチャーがしっかり抑えてくれましたし、よかったです」

――34年間の誕生日で一番いい1日に。
「思い出に残る誕生日になったと思います」

――誕生日に本塁打を打ったことは?
「記憶にないですね」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)