ベンチでの日々は「キツかった」 松田宣浩が抱えていた葛藤と2年前に示していた覚悟

  • 著者:鷹フル編集部
    2022.09.29
  • 1軍
会見に臨んだソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】
会見に臨んだソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】

「大好きな野球を自分から今回辞めるという決断には至らなかった」

 28日に本拠地PayPayドームで会見を開き、今季限りでの退団と他球団での現役続行の意向を表明したソフトバンクの松田宣浩内野手。ホークス一筋17年。リーグ優勝6回、日本一7回に貢献してきた39歳の大ベテランが、ホークスのユニホームを脱ぐ決断を下したことに、多くのファンが衝撃を受け、寂しさを感じたことだろう。

 松田によれば、9月7日に球団と会談の場を持ち、来季の戦力構想から外れていることを伝えられた。翌8日、藤本博史監督と話し合いの場を持ち、出場選手登録の抹消と、現役引退か退団しての現役続行かの決断のための時間を設けることを決めた。そこから約2週間。ファームでの練習を続けながら、進退を熟考した結果、導き出した結論はホークスを退団して現役を続ける道だった。

 松田は会見で決断に至った胸中をこう語った。「若い選手と暑い中、一生懸命野球して練習を頑張ってきました。その中で気付いたことが、やはり自分は野球がまだまだ大好きということ、まだまだ体が元気ということ、あとはやっぱり大好きな野球を自分から今回辞めるという決断には至らなかった」。まだ野球をやりたい。その一心で、愛着あるホークスのユニホームを脱ぐ決断をした。

(鷹フル編集部)