鷹・明石健志、現役引退は「力不足。それが理由」 本拠地で会見、19年の現役生活に別れ
「走っていても以前とは加速もキレも違った」
ソフトバンクの明石健志内野手が23日、本拠地PayPayドームで引退会見を行った。「ここ最近は物足りないシーズンが続いていて、力不足といえばそれまでなんですけど、それが理由です」と心中を明かした。
99試合に出場した2019年を境に、出場機会は減少。2020年は63試合、2021年は57試合の出場にとどまり、ファーム暮らしが続くように。若手の成長、台頭もあって、今季は通算1000試合出場を達成したものの、ここまで21試合の出場に終わっていた。
明石自身もパフォーマンスの低下を感じていたと明かし「走攻守で物足りなさを感じてはいたんですけど、打撃で言えば150キロのボールが弾き返せなくなってきたなと感じていた。走っていても以前とは加速もキレも違って、それが大きな要因ですね」と、現役引退を決めた理由を語った。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)