鷹・千賀滉大、実戦復帰は4回1安打無失点 小久保2軍監督は脱帽「格が違う」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

週明け23日の楽天戦から1軍合流、7連戦中に先発復帰する見込み

 ソフトバンクの千賀滉大投手が21日、タマスタ筑後でのウエスタン・リーグのオリックス戦で実戦復帰した。新型コロナウイルスの陽性判定を受けていた千賀は4回を投げて1安打無失点。見守った小久保裕紀2軍監督も「モノが違うというか、格が違う」と目を細めていた。

 7月29日の西武戦以来の実戦マウントとなった千賀は初回2者連続三振を奪うなど、3者凡退の立ち上がり。2回先頭の西村に中前安打を浴び、続く太田に四球を与えたものの、バレラを併殺に打ち取り、この回も無失点に抑えた。

 この日は40球をメドに投げる予定で、球数が少なかったため、3回もマウンドへ。この回を3者凡退に封じると、4回も続投し、この回も5球で3者凡退に仕留めた。4回を投げてちょうど40球。1安打3奪三振で無失点の好投だった。

 千賀は23日の楽天戦から1軍に合流し、7連戦中に先発として1軍に復帰する見込み。この日、右腕の投球を見守った小久保2軍監督は「やっぱりものが違うというか、格が違う。問題ないですよ、別にどこか悪かったわけじゃないんで。コロナウイルスなんで、大丈夫だと思いますよ」と語っていた。

(鷹フル編集部)