鷹・藤本監督「今日は周東デー」 劇的サヨナラ弾&超絶美技のスピードスターを絶賛

ソフトバンク・周東佑京【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・周東佑京【写真:福谷佑介】

2回には頭上を襲う大飛球をキャッチ「あれは周東しか捕れない」

■ソフトバンク 5ー4 オリックス(13日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは13日、本拠地PayPayドームでオリックスと対戦し、劇的なサヨナラ勝ちした。同点で迎えた9回に周東佑京が劇的なサヨナラ弾。今季2度目のサヨナラ本塁打に加え、守備でもチームを救うプレーを見せ、藤本博史監督も「今日は周東デーですね」と手放しで絶賛した。

 周東は初回、遊撃への内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を決めて二塁へ。続く今宮のバント内野安打と相手のエラーで先制のホームを踏んだ。2回には2死満塁で頭上を襲う大飛球を、俊足を飛ばして好捕する大ファインプレー。さらにその裏には右中間への三塁打を放ち、9回にはサヨナラ本塁打と攻守でチームに貢献した。

 試合後、藤本監督は「最後は周東がよく決めてくれましたよね。なんとか塁に出てもらいたいと思っていたら、まさかのホームランだった。(2回の守備も)大ファインプレーですよ。もう完璧に捉えられていただけに、あれは周東しか捕れないでしょう」と称賛の嵐。鷹のスピードスターが頼もしい存在になっている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)