1度目の外野手打診は「もう辞めようと」 大友宗が再始動した理由…来季は「いい加減けじめをつけたい」

  • 記者:飯田航平
    2026.11.05
  • 2軍
秋季練習で外野守備に取り組む大友宗【写真:栗木一考】
秋季練習で外野守備に取り組む大友宗【写真:栗木一考】

かつて断った外野転向…「プロに行けない」

 27歳が新たなポジションに挑む。タマスタ筑後で行われている秋季練習で、大友宗捕手が外野の練習に本格的に取り組んでいる。これまでも試合で守る機会はあったが、「ほぼ初心者です」と苦笑いを浮かべる。それでも、今秋は外野守備の向上に比重を置くことを決めた。「自分の価値を高めるために、1つの選択肢としてあってもいいのかな」。その決断には、プロ野球選手として生き残るための考えがあった。

 今季は育成2年目。同期入団で同学年の川口冬弥投手が構想外となった。「冬弥とは境遇がほぼ一緒だったから。そこで話せることもあった」と寂しさをにじませつつも、大友自身もいつまでも“同じ場所”にとどまってはいられない。この秋は台湾のウインターリーグに参加することも決まっている。「来年は育成3年目の年。いい加減けじめをつけたい」。28歳を迎える来シーズンを前に、支配下登録への思いは強い。

 ただ、大友にはどうしても譲れないものがある。外野に挑戦する一方で、捕手を辞めるつもりはない。「キャッチャーというポジションを消すのはもったいない」。実は、外野手への転向を打診された経験は、これまでもあった。かつて自ら断った道に、なぜ今になって踏み出すのか。その答えには、大友の野球人生に対する考えが表れていた。

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この先で分かる3つのこと

社会人時代、外野打診に「辞めよう」と思った切実な理由
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笹川吉康から助言をもらう大友宗【写真:栗木一考】
笹川吉康から助言をもらう大友宗【写真:栗木一考】

捕手へのこだわりを胸に、新たな可能性を広げる

(飯田航平 / Kohei Iida)

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