先発の東浜巨は7回1失点…大友宗が逆転3ラン
ソフトバンクの2軍は18日、ファーム・リーグの阪神戦(タマスタ筑後)に4-1で勝利した。打線は7回までわずか1安打に抑えられていたが、8回に逆転。四球と敵失で1死一、二塁のチャンスを作ると、大友宗捕手がバックスクリーンに逆転3ランを放った。その後にも藤野恵音内野手の適時打で1点を追加した。
先発の東浜巨投手は7回1失点。5月から3か月にわたり右肩痛でリハビリ生活を過ごしてきた右腕。復帰5試合目で最多となる95球を投じた。8回に登板した大竹風雅投手が3勝目。大江竜聖投手が9回を締め4セーブ目を挙げた。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
一振りで決めた大友宗へ…斉藤2軍監督が贈った絶賛の言葉
無死三塁を凌いだ東浜巨…斉藤2軍監督が評価した粘り
1軍優勝の裏で…斉藤2軍監督が吐露した育成の「悔しさ」
胴上げをされて、改めて生まれた感情は。
「うーん……。そこらへん、俺冷めているから(笑)。でも、胴上げされている瞬間とか、選手の笑顔を見ているとよかったなと。いくら2軍の優勝とはいえ、そこはよかったなと思うかな」
大友宗選手の3ランで逆転した。
「相手投手(石黒)もよかったからね。コントロールもよくて、真っすぐのキレもよくて、ボール球もたくさん振らされた。塁に出ることも難しかったので。ワンチャンスというか。大友も、その前の打席までずっとスライダーでやられていた。打ったのもスライダーだったけど、唯一、甘いところに入ってきた。スライダーでやられていた分、頭にもあったと思うし、一振りで決めてくれた。彼らしい、今年一番の打球を見たかなと」
東浜投手は7回1失点。
「苦しみながら投げていた感じはするよね。変化球も思うようにはコントロールできていなかった。この天候、足場もあって本来の真っすぐのキレも今日はそんなにはなかったかな。1つ、石ちゃん(石塚綜一郎)のエラーはあったけど大泉(周也)だったり、石ちゃんにもいいプレーがあった。イヒネ(・イツア)の送球を大友がカバーしたり、そういったところで守りに助けられた部分はあったかな」
7回、左翼・石塚選手の失策で無死三塁のピンチとなった。あそこから打者3人を抑え切った投球は。
「いくら2軍でも、実績のある投手でもあの場面をゼロで抑えるのはなかなか難しいこと。よく抑えたのもあるし、これは持ちつ持たれつなので。野手がエラーすれば、バッテリーがカバーする。巨に関してはね、そういうのがあるから今まで結果も残してきたと思うし。それは当たり前と言えば当たり前だしね」
あのピンチで踏ん張ったことが、大友選手の3ランを呼んだ。
「もちろん、踏ん張り続ければチャンスは来る。その可能性が高くなる。相手に追加点を与えない粘りのピッチングだった。バックの守備も含めて、そういう展開に持っていけたので。チャンスを作っても点につながらない時もあるけど、今日は大友が一振りで決めてくれた。今日はもう1点、藤野のタイムリーがあった。あの1点も大きかったね」
1軍の優勝は、2軍監督としてどう受け止める?
「素直に、1軍が勝つと嬉しい。よかったという気持ちはもちろんあります。その胴上げの輪に、今日はこっちにいた若い選手が参加していたのは、いい光景に見えた。ただ、いつも言うように、中心となって1軍に定着するという育成はできなかった。それは事実なので。そういったところは、個人的には悔しい。反省しているところかなと思います」
(竹村岳 / Gaku Takemura)