鈴木豪太を救った大津亮介の一言「お前のせいで負けたな」 サヨナラ被弾の夜…食事会場に生まれた投手陣の“絆”

  • 記者:飯田航平
    2026.09.17
  • 1軍

3年前のZOZOマリンで流した涙

 2026シーズン、ホークスは3年連続のリーグ優勝を飾りました。鷹フルでは主力選手はもちろん、若手やスタッフにもスポットライトを当てながら今シーズンを振り返っていきます。シーズン終盤の8月26日、ZOZOマリンスタジアムのマウンドで打ちひしがれたルーキーの鈴木豪太投手。その夜、ホテルの食事会場で大津亮介投手が“笑顔”でかけた言葉は「お前のせいで負けたな――」。“3年前の悪夢”を経験した背番号19だからこそ、伝えられた思いがありました。

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 胸を突き刺すような敗北感も、その一言で救われた気がした。サヨナラ負けを喫した8月26日の試合後――。宿舎の食事会場では肩を落とすルーキーを囲むように、1人、また1人と投手陣が集まった。「めっちゃへこんでいましたね」。鈴木豪の様子を振り返ったのが大津だ。

 落ち込むのも当然のシチュエーションだった。同日のロッテ戦。2点リードの9回に杉山一樹投手が痛恨の同点打を浴びると、延長10回にサヨナラ本塁打を打たれ、マウンド上で立ち尽くしたのが鈴木豪だった。ルーキーながら大事な場面を任され、がむしゃらに走り続けた右腕にとって、プロ初黒星は忘れられない記憶となった。

 鈴木豪がホテルの食事会場に向かうと、松本裕樹投手と津森宥紀投手がすでに座っていた。そこに着席すると、上茶谷大河投手、大竹風雅投手、前田悠伍投手も加わった。生まれたのは、傷心のルーキーを励まそうとする投手陣の輪だった。大津も空いていた席に腰を下ろすと、沈み込んだ鈴木豪の表情を見て声をかけた。「お前のせいで負けたな」――。

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この先で分かる3つのこと

大津亮介の「毒舌の励まし」に秘められた、3年前の失敗談
失意のルーキーを包み込んだ、ホークス投手陣の神対応
プロ初黒星の夜を経た鈴木豪太が「愛だな」と感じたワケ

大津が流した涙「ここでやらかすか」

ヒーローインタビューに応える鈴木豪太【写真:栗木一考】
ヒーローインタビューに応える鈴木豪太【写真:栗木一考】

鈴木豪太が感謝した“愛だな”

鈴木豪太【写真:加治屋友輝】
鈴木豪太【写真:加治屋友輝】

(飯田航平 / Kohei Iida)