斉藤和巳「野球の神様はいる」 妥協なき“1日3試合”…体現した小久保裕紀からの“唯一の教え”

  • 記者:竹村岳
    2026.09.17
  • 2軍

今年の2月…小久保監督が斉藤監督に託していた教え

 若鷹たちの輝く未来のために――。指導者となった“師弟”は何を貫き続けるのか。ホークスの2軍は16日、ファーム・リーグ西地区優勝を決めた。歓喜の約7か月前、2月1日に宮崎のキャンプ地で行われた小久保裕紀監督と斉藤和巳2軍監督のサイン会には、ファンが長蛇の列を作っていた。結果が全ての世界において、常に選手へ寄り添う姿勢を崩さない2人。小久保監督は「昔を思い出しながらね。その頃はまさか1軍と2軍の監督になるだなんて思っていなかったからさ」と目尻を下げていた。

 プロ3年目の1998年9月、右肩を手術した斉藤監督は小久保監督と同時期にリハビリを行うことになった。「小久保さんと出会っていなかったら、今の俺はいないよ。それは間違いない」。今ではともに「監督」という肩書きを背負い、選手たちを導く立場となった。2人のリーダーは、胸の中に“絶対”の指針を打ち立てている。

 小久保監督も2022年から2年間、2軍監督を務めていた。2023年にはファーム日本一も経験。若鷹の葛藤や苦悩は、身をもって知っている。かつてどん底のリハビリ期間を乗り越えた弟分が、今年から2軍を率いることになる。「ファームの指揮官として、1年間何を貫いてほしいか」――。そう問いかけられた小久保監督は、斉藤監督の背中を押すように“唯一無二の教え”を託していた。

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2月28日、藤原大翔にファーム・リーグ西地区の開幕投手を託した斉藤和巳2軍監督(右)【写真:竹村岳】
2月28日、藤原大翔にファーム・リーグ西地区の開幕投手を託した斉藤和巳2軍監督(右)【写真:竹村岳】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)

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