延長10回2死満塁から劇的幕切れ
ソフトバンクの2軍は12日、タマスタ筑後で行われたファーム・リーグの広島戦に4-3でサヨナラ勝ちを収めた。先発の北斗投手は7回3失点の内容。3併殺と粘りの投球を見せた。8回から登板した岩井俊介投手は2回を投げて無安打の快投。延長に入った10回には岡田皓一朗投手が登板し、気迫の投球でタイブレークを無失点に抑えた。
打線は5回に笹川吉康外野手の適時打で先制。2点のリードを許して迎えた8回には江崎歩内野手の適時内野安打などで同点とした。最後は10回2死満塁で、イヒネ・イツア内野手が右中間にサヨナラ打を放ち、西地区優勝へのマジックを「2」とした。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の主なコメントは以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
・サヨナラ打のイヒネを絶賛…斉藤監督が明かした課題とは
・「3度降格」も…廣瀬の成長を斉藤監督が評価する理由
・タイブレーク攻略法を聞かれ斉藤監督が語った驚きの本音
イヒネ選手がサヨナラ打。
「いやー、もうよく決めたよね、あの場面で。ダブルプレーの後によく決めてくれた」
昨日も決勝打を打ったが、打撃特化をした後の姿をどう見ている?
「初めの頃はまだいろいろ迷っているというか、そんな感覚があったけど。何試合かしてから、ヒットも凡打もいい感じのものがあったので、その感覚を頑張って続けている印象はあります」
イヒネ選手の送球について。
「そこはもっと正確なスローをしてもらうのが一番いいよ。誰が見てもそう」
廣瀬選手は2安打。ワイルドピッチでのスタートもよかった。意識の変化は感じるか?
「1軍定着がここまでできてはいないけど、何かあれば隆太の名前が挙がっている。今年は3回落ちてきたけど、その都度成長を感じる。彼のその姿がね。まだまだもっと貪欲にやっていければ、なおいいなと感じるけど。この1年で成長したと、こちらとしては感じています」
岡田投手は6月28日以来の2軍戦。大事な場面での登板だった。
「まずは良いフィールディング。あの緊迫した場面で、シフト(のサイン)が出てというところで。大事な1球だったからね。簡単なバント処理ではなかったし、体勢も崩れながらの送球になったけど、良い守備をしてくれた。最後はちょっと、強烈なショートライナーだったけど、その前のアウトの取り方もよかった。マウンドでの姿を継続してくれたらなと。まずは自信を持って投げてもらうことが一番なので。どうしても自信なさげに投げ合ってしまう、結果に左右されてしまう。まずは自分の一番いいボールを投げ込む。打者としっかり勝負する。それがしっかり彼の中でできていれば、ある程度結果も出てくると思う。真っすぐは150キロを超えますし、フォークも落差があるので。そういったところをしっかり改善していければ。何でも続けることが大切」
タイブレークの試合を重ねる中で、作戦も見えてきた?
「いや、見えない(笑)。コーチの知恵を借りながら、自分なりの考えも話しながら、決断をしてるっていう感じ。巡りもあるし、だれを代走に出せるのかとか、そういったところも9回から話はしていたけど。9回の攻撃がどうなるかによってまた変わってくるので。そういった話がシーズンを通して、監督としてやっとできるようになった。ちょっと成長できたかなというね。まだまだ、個人的に課題だらけなので、コーチの知恵を常に借りています」
マジック2になって、筑後での優勝の可能性もある。
「オリックスが負けて、うちが勝ってということなので。やるべきことは変わらないんでね。ただ、せっかくなら地元で決めたいというのは、もちろんみんなが感じていると思うので。こればかりは自分たちが勝つだけじゃどうにもならないんで、他力も必要。特に何か変化することはないですけどね」
(飯田航平 / Kohei Iida)