周東佑京の“本心”…終盤戦で救いとなるファンの存在 優しい口調「皆さんと力を合わせたい」

  • 記者:竹村岳
    2026.09.10
  • 1軍
ヒーローインタビューに応じた周東佑京【写真:栗木一考】
ヒーローインタビューに応じた周東佑京【写真:栗木一考】

ヒーローインタビューでファンへ「背中を押してくれる」

「背中を押してください」――。チームリーダーが口にした純粋な思いだった。残り18試合、リーグ3連覇に向けて、より厳しい戦いが待ち受けていることはわかっている。周東佑京外野手がヒーローインタビューで口にした言葉。優勝争いの真っ只中にいるからこそ、ファンへの飾らない感謝と熱い呼びかけを発した「真意」を語った。

 9日に行われた日本ハム戦(みずほPayPayドーム)、先発の上沢直之投手が3回までに3点を失った。2点を追う展開となった3回、1死三塁で打席に入った周東は二塁手のグラブを弾く適時内野安打を放った。その後に栗原陵矢内野手の逆転2ランが生まれ、小久保裕紀監督も「本当に良い集中力であの回に逆転できたのが今日の勝因だと思いますね」と目を細めた。1点差で制した一戦。2安打1打点1盗塁を記録した背番号23も、勝利に大きく貢献した。

 前夜の同戦では2本塁打6打点の大活躍。「ランニング満塁弾」は1999年の小久保監督以来27年ぶりで、本塁に悠々と生還する姿はファンの記憶にも深く刻まれた。試合後のヒーローインタビュー。「今後に向けての意気込み、思いをお願いします」。最後を締める“お馴染みの質問”に、周東は自らの心にある思いを言葉に乗せて、こう答えた。

「シーズンも終盤にきていますし、ヒリヒリする場面も増えてくると思うんですけど、ファンの皆さんの声援がこれまで以上に僕たちの背中を押してくれると思います。試合は続くので、選手の背中を押してくれたら嬉しいです。明日からもみんなで頑張っていきましょう」

 丁寧で優しい口調だった。ここに周東の“本心”がある。ホークスのために戦っているのは、自分たちだけではない――。ファンに、純粋なメッセージを届けたかった。

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「自分たちの力だけではなくて、みんなの力を合わせたい」

9日にタイムリーを放った周東佑京【写真:栗木一考】
9日にタイムリーを放った周東佑京【写真:栗木一考】

安打数の目標までは残り21本「続けていけたら」

(竹村岳 / Gaku Takemura)